友人に限らず同居している親族以外からの等級の引き継ぎはできません。
友人から車を譲ってもらった場合は、自分で保険会社に新規加入して6等級からスタートしなければいけません。
もしくは、同居の家族から高い等級だけを引き継ぐ方法を使います。
車をもらう時は名義変更の手続きが必要
友人から車をもらっても、お金を払っておしまいではありません。
車検証の名義を変更しなければいけません。
名義変更は運輸支局に書類を提出します。運輸支局とは、ナンバープレートにある「品川」「名古屋」などの地名のナンバープレートを発行するところです。自分の住所に合った場所に行きましょう。
友人のナンバープレートから地名が変わる場合はナンバープレートの発行も必要です。その場合は1500円程度お金がかかるので、用意していきましょう。
軽自動車の場合は軽自動車検査協会に書類を提出します。
普通自動車をもらった場合の申し込み方法
【事前に用意する書類】
書類など | 内容 | 取得場所 |
---|---|---|
譲渡証明書 | 友人のハンコを押してもらいましょう。 | 運輸支局 |
委任状 | 友人の名義変更をあなたが手続きすることを証明するものです。 | 運輸支局 |
友人の印鑑証明書 | 発行されてから3ヶ月以内のもの。 | 役所 |
自分の印鑑証明書 | 発行されてから3ヶ月以内のもの。 | 役所 |
車検証 | 有効期限が切れていないものが必要です。 | 警察署 |
自分の車庫証明書 | 駐車しておける場所の証明が必要です。 | 警察署 |
ナンバープレート | 乗る場所と地名が違うためナンバープレートを変更する場合は、ナンバープレートを外して持参。 | ー |
運輸支局での手続き
運輸支局の窓口で書類を受け取って必要事項を記入します。
【窓口で受け取る書類】
- 申請書
- 自動車税・自動車取得税申告書
- 手数料納付書
手続きが完了したら、新しい車検証を受け取ります。運輸支局が違う場合はナンバープレートも受け取ります。
これで晴れて名義変更が終わり、車があなたのものになります。
軽自動車をもらった場合の申し込み方法
軽自動車の場合は、運輸支局ではなく「軽自動車検査協会」で手続きを行います。
【事前に用意する書類】
書類など | 内容 | 取得場所 |
---|---|---|
あなたの印鑑 | 認印をするために必要。 | ー |
友人の印鑑 | 認印をするため必要。 | ー |
車検証 | 有効期限が切れていないこと。 | 警察署 |
住民票または印鑑証明書 | あなたの住所を確認するために必要です。 | 役所 |
自賠責保険証明書 | 使用者が変更になった場合に必要。 | 加入している保険会社 |
ナンバープレート | 乗る場所と地名が違うためナンバープレートを変更する場合は、ナンバープレートを外して持参。 | ー |
軽自動車は普通自動車と違って、印鑑が認印でもいいので必要な書類が少ないです。
軽自動車検査協会の事務所・支所の手続き
運輸支局の窓口で書類を受け取って必要事項を記入します。
【窓口で受け取る書類】
- 自動車検査証記入申請書
- 自動車税・自動車取得税申告書
手続きが完了したら、新しい車検証を受け取ります。運輸支局が違う場合はナンバープレートも受け取ります。
これで名義変更が終わり、車があなたのものになります。
名義変更後の自動車保険加入を忘れないように
名義変更が終わったら、車はあなたのものになりますが、はじめに書いたとおり、自動車保険は引き継ぐことができません。
加入ができていない状態で事故を起こすと、自分の車には何の補償もついてないので全額自己負担になりますので、加入を考えている方は早めにやっておきましょう。
無料で自動車保険を2万円安くする方法
車を初めて購入したとき、親に言われた通りの自動車保険に加入していましたが、金額が高くて支払いが大変でした。
しかし、ネットを使って自動車保険を探すと同じ補償内容で年間6万円、自分に合わせた補償内容で、なんと12万円も保険料を安くできました。さらに次の年も1万8000円安くなりました。