自動車保険の等級を引き継ぐための条件は?

自動車保険の等級は家族間で引き継ぐことが出来ます。引き継ぎは以下の場合に行うことが出来ます。

  • 車に乗らない親から車と等級を引き継ぐ
  • 車に乗らない親から、子供が等級だけを引き継ぐ
  • 初めて車を買う子供が、親から等級を引き継ぐ

年齢が若いと30〜40代の方に比べて保険料が高いのですが、親の等級を子供が引き継げば割引率が高くなります。

等級の引き継ぎ元である親は、等級がリセットされて6等級からになるのですが、その分年齢による割引率が高いので、家族間の保険料が安くなるのです。

さらに、長い間無事故(保険を使用していない)なら高い等級になっています。そうすると割引率が高くなり、保険料が安くなるので子供に等級を引き継ぐメリットが大きくなります。

これまで「親」と書いてきましたが、家族間であればおじいちゃんやおばあちゃんから孫への引き継ぎも可能です。高齢者になると、車を運転する機会が少なくなりますので、祖父や祖母から孫に自動車保険の等級を引き継ぐ機会のほうが多いかもしれませんね。

ただし、等級は家族であれば誰でも引き継げる訳ではなく、いくつかの条件をクリアする必要があります。

家族間で等級を引き継ぐための条件

家族に自動車保険の等級を渡せるのは以下の場合です。

  • 同居の親族間であること
  • 配偶者であること
  • 個人事業主が自動車保険契約を法人契約にする場合
  • 法人契約を個人契約に変更する場合

家族間で等級を引き継ぐことができるのは同居している場合のみであることに注意です。

大学進学などで子供が実家を離れて暮らしている場合は、等級を引き継ぐことができません。上に書いた祖父・祖母から孫への場合も同居している必要があります。

引き継ぎの手続きを行う場合は、代理店契約でも、ダイレクト型のネット自動車保険でも、直接問い合わせるだけで完了するので簡単です。

等級を引き継ぐ場合の注意点

等級を引き継ぐ場合、引き継ぎ元の等級が7等級以上でない場合は、メリットはありません。

あまりないと思いますが、等級が5以下の場合は保険料は割増になってしまい、全く意味がありませんので注意しましょう。

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