20歳前後の子供が運転免許を取った直後は、車がないため親と同じ車を運転する人もいるかと思います。
そうすると、自動車保険の年齢条件を変える必要があります。変更は簡単なのですが、20歳前後は事故発生率が高いため、年齢条件を「26歳以上」「30歳以上」から変更すると、保険料も2倍以上になることが多いです。
しかし、保険会社によっては、運転者(親)の年齢条件を変更せずに同居している子供が運転できるサービスを用意していて、保険料がかなりお得になる場合があります。
同居の子供の保険料が安くなる特約がある保険会社
調べてみたところ、子供が運転しても保険料の値上がりを抑えられる保険会社は以下の3つのようです。保険会社は20社以上ありますが、子供の特約がある会社はとても少ないですね。
- セゾン自動車火災保険
- 三井ダイレクト損保
- SBI損保
「子供が運転できるように保険内容を変えたら保険料が倍になった!」という方は、この3つの保険会社の見積もりをとってみるといいと思います。
子供が運転できるようにするとどれくらい保険料が変わるのか
安くなるとはいっても、若い人が運転できるようにすると少なからず保険料は上がります。
セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」とSBI損保の「年齢を問わず補償」で子供を補償の対象にした場合の保険料を見てみましょう。
セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)
【現在の契約】
- 年齢条件:21歳以上補償
- 車:トヨタ ヴィッツ(KSP130)
- 使用目的:主にレジャー
- 初年度登録:平成24年1月
- ノンフリート等級:20等級
- 免許証の色:ゴールド
- 年間28,020円
21歳の同居の子供が運転できるように変えた場合:41,310円
なんと、わずか13,290円の追加負担で子供が運転できるようになります。
SBI損保(年齢を問わず補償)
【現在の契約】
- 年齢条件:26歳以上補償
- 車:トヨタ ヴィッツ(KSP90)
- 使用目的:主にレジャー
- 初年度登録:平成20年4月
- ノンフリート等級:20等級
- 免許証の色:ゴールド
- 年間30,080円
18歳の同居の子供が運転できるように年齢条件を変えた場合、特約を付けた場合で比べましょう。
「年齢を問わず補償」に変更:年間74,300円
年齢を問わず補償特約を追加:年間58,620円
今の保険料より28,000円ほど上がりますが、年齢条件を変えるのに比べて特約を追加した場合は保険料を15,680円安くできることがわかります。
無料で自動車保険を2万円安くする方法
車を初めて購入したとき、親に言われた通りの自動車保険に加入していましたが、金額が高くて支払いが大変でした。
しかし、ネットを使って自動車保険を探すと同じ補償内容で年間6万円、自分に合わせた補償内容で、なんと12万円も保険料を安くできました。さらに次の年も1万8000円安くなりました。