年齢条件でどれくらい保険料に違いがあるのか

自動車保険は年齢条件によって保険料が違います。年齢によって事故を起こす確率が違うからです。等級は毎年割引率が更新されますが、年齢条件は数年ごとに変わるのが一般的です。

等級と違い、年齢条件や金額は保険会社によってバラバラです。最近では年齢条件を細く設定しているところもあるようです。

年齢が違うだけで保険料がどれくらい違うのかを調査してみました。

年齢条件の違いは保険料を大きく作用する

年齢条件は保険料を決める上でかなり大きな要素になります。特に、若い人は事故を起こす確率が統計的に高いので保険料が高くなります。

実際の金額を出したほうがわかりやすいと思うので、実際に見積りしてみました。

年齢条件だけで保険料が2.8倍違う

やってみたのは、あるネットのダイレクト系保険会社です。変更したのは年齢条件のみです。

  • 男性30歳・東京都・6等級
  • 日産 キューブ おもにレジャーで使用
対象の車を運転できる年齢条件 保険料(年額)
年齢を問わず補償 110,960円
21歳以上補償 52,670円
26歳以上補償 40,560円
30歳以上補償 38,200円

年齢条件によって、保険料が違うことがわかります。特に年齢制限をかけない場合とそうでない場合は2.8倍違います。

当時付き合っていた彼女は私の車をよく使っていたのですが、20歳だったので「年齢制限なし」で契約していました。

上にあるように保険料がとても高かったので、21歳以上が選択できる1年間、支払いがとても大変だったことを覚えています。

最近では年齢区分が細かくなっている

今回のように、多くの保険会社は「年齢制限なし」「21歳以上」「26歳以上」「30歳以上」の4つが多いのですが、最近では「35歳以上」「40歳以上」「50歳以上60歳未満」など、かなり幅広い区分を設けるところも増えてきました。

細かい区分があるほど、適正な保険料が出せるので安くなる傾向があるようです。

区分が変わる誕生日を迎えたら即手続きしましょう

自動車保険は原則1年ごとの更新ですが、契約中でも補償内容を変更できます。

多くの保険会社は21歳、26歳、30歳の区分で保険料が変わるので、誕生日が変わってその区分に入ったら、すぐに保険会社に連絡して年齢条件を変更してもらうとお得です。

数ヶ月分かもしれませんが、そこまで手間をかけずに節約できるので、やっておくとよいです。

保険の更新時期が近いのであれば、保険会社によっては年齢制限の区分が変わると保険料が結構変わるところもあるので、一括見積りを行うのもいいでしょう。

無料で自動車保険を2万円安くする方法

車を初めて購入したとき、親に言われた通りの自動車保険に加入していましたが、金額が高くて支払いが大変でした。

しかし、ネットを使って自動車保険を探すと同じ補償内容で年間6万円、自分に合わせた補償内容で、なんと12万円も保険料を安くできました。さらに次の年も1万8000円安くなりました。

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