日常のトラブルを解決してくれる「応急対応サービス」

自動車保険のロードサービスと言えば、事故のときに対応してくれるものというイメージがありますが、最近では日常のトラブルにも対応したサービスも充実しています。

これらのトラブルは日常的に車を運転する人であれば1度は経験しそうなことなので、保険の契約をするだけで無料で対応してもらえるのは嬉しいです。

どの保険会社も対応している

上で挙げたような作業に関しては、代表的なダイレクト型保険会社の補償内容を確認しましたが、ほぼすべて対応しています。

しかし、細かい部分でいうと、アメリカンホームダイレクトのように溝に落輪したタイヤを引き上げるときにタイヤの本数が1本までは無料でそれ以上は有料になる会社もあれば、タイヤの本数に関わらず無料の会社もあります。

その代わり落差の高さで有料・無料の判断が変わるなどの制限を設けている場合もあるので、自分の保険会社がどういう状況なら無料になるのかを知っておきましょう。

	アメリカンホーム	アクサダイレクト	チューリッヒ	ソニー損保	三井ダイレクト
キー閉じ込み時の解錠	○	○	○(1)	○	○
バッテリー上がりジャンピング対応	○	○(1)	○(1)	○	○(1)
スペアタイヤ交換作業	○	○	○	○	○
落輪引き上げ	○(2)	○(3)	○(3)	○(2)	○(4)
その他	事故現場対応サポート	雪道引き出し作業、エンジンオイル補充、冷却水補充	キー紛失時の解錠・作成、オイル漏れ点検・補充、冷却水補充、灯火類のバルブ交換、ボルトの増し締め、サイドブレーキの固着解除	オイル漏れ点検・補充、冷却水補充、灯火類のバルブ交換（すべて2年目以降）	雪道引き出し作業、30分程度の簡易作業

	イーデザイン損保	SBI損保	そんぽ24	セコム損保	おとなの自動車保険…※
キー閉じ込み時の解錠	○	○	○	○	○
バッテリー上がりジャンピング対応	○	○(5)	○	○	○
スペアタイヤ交換作業	○	○	○	○	○
落輪引き上げ	○(3)	○	○(3)	○(2)(3)	○
その他	オイル・冷却水の補充、バルブ・ヒューズ取り替え、ボルトの増し締め、サイドブレーキの固着解除、30分程度の簡易作業	雪道・砂浜引き上げ、30分程度の簡易作業、冷却水補充、オイル漏れ点検・補充、ボルト締め付け、ヒューズ取り替え、サイドブレーキの固着解除、簡易作業	プラグ・ヒューズ取り替え、オイル漏れ点検・補充、ボルト締め付け、サイドブレーキ固着解除	オイル漏れ点検・補充、ボルト締め付け、冷却水補充、バルブ・ヒューズ取り替え、ボルト締め付け、サイドブレーキの固着解除	1m超の脱輪引き上げ、タイヤ2つ以上の脱輪引き上げ、クレーン作業の車引き上げ（すべてレッカーけん引費用と合わせて15万円以内）、30分以内の簡易作業

(1)…契約期間中1回のみ無料
(2)…1輪まで無料
(3)…落差1m以内
(4)…税込2万円まで
(5)…契約期間中2回まで無料
※ロードサービスは特約として存在

基本的な応急対応に関しては、今回比較したすべての保険会社が対応しています。無料対応の制限差は多少ありますが、よく起こるトラブルに関してはどの保険会社でも対応しています。

おとなの自動車保険のロードサービスは特約扱いですが、15万円以内であれば他の保険会社が有料としているものでも無料で行うことができます。

通常の応急対応は15万円以内で対応可能な場合がほとんどなので、実質おとなの自動車保険のロードサービスが一番補償範囲が大きいです。40代、50代の方はお得な保険なので、検討材料になるかと思います。

車を初めて購入したとき、親に言われた通りの自動車保険に加入していましたが、金額が高くて支払いが大変でした。

しかし、ネットを使って自動車保険を探すと同じ補償内容で年間6万円、自分に合わせた補償内容で、なんと12万円も保険料を安くできました。さらに次の年も1万8000円安くなりました。

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