ソニー損保はよくCMが流れているので知っている方も多いでしょう。
Webサイトで「お客様の満足・不満の声」というメニューを設置しているのが面白いと感じました。いいところを強調する保険会社が多い中、不満の声も公開できるのは、対応に自信があってのことだと思います。
その証拠に、ダイレクト型の正味収入保険料では917億円(2015年)と、他社を大きく離して1位です。
走る分だけの保険料
保険会社によって、保険料を決定するための基準が異なりますが、ソニー損保は車の年間走行距離に応じて保険料が決まります。
つまり、あまり車を運転しない人の保険料は安くなるということです。
ロードサービスや事故対応も充実しており、レッカー費用や応急作業の事故車対応はもちろん、
- バッテリー上がり
- キー閉じ込み
- 目的地までの交通費
- 帰宅・宿泊費用
など、事故以外でも使えるサービスがあります。
また、相手方の車の修理代が車の時価を越えた場合に支払われる「対物超過修理費用」が自動付帯になっています。これは、他の保険会社では特約扱いになっているものです。
その他オプションの補償
基本的な補償内容に加え、ソニー損保では以下の特約を用意しています。
- 自動車事故弁護士費用特約
- おりても特約
- ファミリーバイク特約
特約自体は他社よりも少ない印象です。
デメリットもしっかり開示している
ソニー損保では、いい部分だけでなく、悪い部分に関してもしっかりと開示しています。
たとえば、事故時に相手方との交渉、保険金の支払いを行っている「事故対応のサービス拠点」に関してです。
ソニー損保は拠点が25箇所あるのですが、代理店型の国内大手保険会社よりも少ない拠点数となっています。
他のダイレクト型の会社も同じように代理店型に比べると少ないのですが、他の会社では3箇所しか拠点がないところもあるので、多い印象を持ちました。
また、ダイレクト型の保険は歴史が浅いので、これからさらに事故対応の拠点が増えていくことが考えられます。
このようなデメリットもしっかり開示できる透明性は安心できるポイントの1つです。
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