交通事故ではどちらにどれくらい原因があるかを決める、過失相殺を行います。これを割合で表したものが過失割合です。
過失割合は適当に決めているのではなく、いくつか過失相殺認定基準表を参考にしています。
車の損傷具合などから現場の状況を調査して、お互いの過失を洗い出した上で基準表を参考にして最終的な過失割合が決まるのです。
ここでは、いくつかの過失割合例と、基礎知識をまとめています。意外な見解なものや、普段意識してない運転が実は過失割合の決め手になっているものもあります。
過失を決めるにあたっての基礎知識
※公開された記事からリンクを貼っていきます。
- 過失割合で考慮される「著しい過失」と「重過失」
- 過失割合が100:0の場合は保険会社は示談交渉してくれない
- 「信号機により交通整理の行われている交差点」とは
- 道路の幅の広さを見て優先道路を判断する基準
- 正しい一時停止を行って違反にならない方法
車同士の交通事故
信号機により交通整理の行われている交差点(対向方向)
- 直進車・右折車ともに青信号で交差点に進入
- 直進車:黄信号で進入 右折車:青信号で進入し黄信号で右折
- 直進車・右折車ともに黃信号で進入
- 直進車・右折車ともに赤信号で進入
- 直進車:赤信号で進入 右折車:青信号で進入し赤信号で右折
- 直進車:赤信号で進入 右折車:黃信号で進入し赤信号で右折
- 直進車:赤信号で進入 右折車:青矢印による右折可の信号で進入
信号機により交通整理の行われていない交差点(対向方向)
- 信号機のない交差点での直進車と対向右折車との事故
信号機により交通整理の行われている交差点での事故(左右方向)
- 直進車が青信号で右折車が赤信号
- 直進車が黃信号で右折車が赤信号
- 直進車・右折車とも赤信号
信号機により交通整理の行われていない交差点(左右方向・道幅が同じ)
- 右折車が直進車の左側から進入
- 右折車が直進車の右側から進入
信号機により交通整理の行われていない交差点(左右方向・片方の道幅が広い)
- 右折車が狭路から広路に出る場合
- 右折車が広路から直進車の進入した狭路に入る場合
一方に一時停止の標識がある場合
- 右折車が一時停止義務違反
- 直進車:一時停止義務違反 右折車:直進車の左側にいる
- 直進車:一時停止義務違反 右折車:直進車の右側にいる
一方が優先道路の場合
- 右折車が非優先道路から優先道路に出る
- 右折車が優先道路から直進車の進入してきた非優先道路に入る
- 右折車が優先道路から直進車の向かう非優先道路に入る
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